最近の話から32th推しバーイベの話

おこんばんは、気が向いたときに気が向いた事柄についてしか更新しませんアズサです。

 

今日の記事は、推しである辻本達規さんの32歳のバースデーイベントに参加したその夜に書いています。勢いです。ちなみに日付は変わりました。夜ですので深夜テンションで書きます。

 

辻本さんのこと、改めて好きだな~~~となったので。

 

そんな話の前に、まずは最近の私のあれやこれやについて。

いつ頃からかな、たぶん年が明けたくらいから、ボイメン関連驚くほどに追えていませんでした。

 

というのも、年が明ける前から何を思ったのか(完全に勢いですが)とあるイベントに向けて某少年漫画の同人小説を書き始めて、人生で初めて本を作ってみたり。

↑めちゃめちゃ良い経験になりましたが分からないことだらけで本当にしぬ、と思いました。いっぱい寝る人間なのに、その睡眠時間を削って作業を進める…というのを2月中旬まで続け(まじでクリエイターと呼ばれる人たち、健康と命を大事にしてほしいと思いました)2月終わりのイベント当日までとにかくこの件で頭がいっぱいで、ろくにボ活動を追えず。

 

その後イベントが終わった3月に入ってから、ずっと頭の片隅にあった某バスケット漫画の劇場版を観に行き。これに関しては中学時代にアニメが好きで高校生で原作を読み…という感じで元々好き作品ではあったので、実は情報解禁からずっと気にかけていたんですが、もろもろ観に行く踏ん切りがつかず…。

自分の中で納得がいったこのタイミングで観に行き、(本筋とズレるのでざっくり省略しますが)感動して、原作を再び集めて読破し、結果として5月現在まで6回映画館に足を運んでいます。

 

お前の趣味について知らんがな、という感じかもしれませんが、何を書きたいかというと、自分の中の優先順位が変わってしまっていた。ということです。

 

そもそもボイメンという存在が私の中ではけっこう特殊で。

もともと二次元に生きていた私ですが、その二次元すら固定のジャンルを深く長く愛するということは残念ながらあまり無かったと思います。

いや好きな作品・愛してる作品というのはもちろんあるんですが、漫画作品などは連載が終わるとある程度供給は減ってしまうわけで。なおかつ私は同じ作品を愛する同士と交流することもなかったわけで。

そうなると、作品が好きでもピーク時の熱量を維持することが難しくて、好きな気持ちはあれど必然的に新しいコンテンツがこんにちはすればそちらに意識が向かうという感じで、年単位で「これが一番!」というジャンルには出会えてなかったんですね。

 

だからボイメンと出会って今年で…え? 5年め? こわ…。となるくらいずっと私の中で第一線だったボイメンってすごいんですよ。いや5年めかぁ。冷静に考えてすごいな。

 

そんなふうに一番だったはずのボイメン、超FINEのリリイベあたりからタイミングが合わないことが増えて現場に行く機会が減って(たぶんこのあたりからこの流れは始まってる)。年が明けてからは上記に書いたとおり、別のことに目を向けるようになって。

最初は「こんな時期もあるよね」と自分に言い聞かせながら距離を置く期間を何か月か過ごしていましたが、現場に行けてない寂しさに加えもともとアーカイブの系統を観るのが得意ではない人間なので、増えるばかりのYouTube配信等を観れないままの事実に、コンテンツそのものに置いていかれているように感じたりもして。

以前だったら現場の為に作っていたはずの余裕も、「日程的に余裕がない」と行かない理由を作ったり。夜公演を避けて昼公演を求めれば、もちろんそんな都合よくイベントに行けるわけもなく。

 

そして見事に東海ツアーは全部縁がなく。

 

だんだん、少しずつ、ボイメンというコンテンツが私の中で小さくなっていったんだと思います。

100ある内90くらいだったのが、徐々に80に、70に…みたいな。

 

冷静になった、落ち着いた、といえばそうなのかもしれません。

 

ですが私は上記の近況からも分かるように、わりと「好きなものに一直線」タイプで「0か100か」みたいな部分もある人間なので、もう追えないかも…と4月にあった東海ツアー岐阜公演に行けなかった時は覚悟しました。

 

その後一度つじほんライブに行きましたが、ちゃんと楽しめるかなという不安の方が大きかったです。実際現場に行けば楽しかったので、正直このタイミングでこのイベントに行けたことは私のボイファミとしての首の皮が一枚繋がった出来事だと思います。

 

でもけっこうギリギリでした。ボイファミとして綱渡り状態。

コンテンツ追えない、情報を把握しきれていない……あんなに好きだったのに今もう好きじゃないのかなぁと思って、いろいろぐるぐるしてました。

 

そのタイミングでの辻本さんバーイベ情報。すでに休暇希望は締め切っていたので、ダメならその時じゃいと思って、いざ出たシフトは奇跡的にお休み。

夜公演だけど、バーイベだし。落選したらその時じゃいと思って応募した結果、当選。

 

ボイメンと出会って5年。推しのバーイベに行くのは初めてでした。

 

でも私のテンションはやっぱり「やった!」とかではなくて、「行けるのか、そうか」というわりとあっさりとしたものでした。もちろん「初めてお祝いできるなぁ」という気持ちもあったんですが、今までのように当落にドキドキしたり、当選の文字で心踊らせるあの感覚は遠くにありました。

 

ひとつ、気持ちを上向きにさせたのは最前の席を用意してもらえたこと。

本当に本当に単純ですが、「おお」と思って。それなら新規の時みたいな気持ちで、辻本さんのあの美術的美しさを最前列で味わおうと思ったわけです。

 

着ていく服は今朝、眠たい頭を起こしながら考えて。

夜公演の何時間かだけだしなぁと悩みながらも、せっかくだからとネイルシールを施した爪を眺めながら、私はうっすら思っていました。

 

初めて推しのバーイベでお祝いして、最前で推しを見て。

そうしたら私は今日、オタクを卒業するかもしれんなぁと。

 

少し泣いたバーイベの話

うにゃうにゃだらだら書きましたが、ご安心ください。

ぜーーーーーんぶ杞憂でした。わはは。

 

う○この被り物して客席から登場し、うっかり「ごめん皆を下水道みたいな…同じう○こみたいな扱いして…」と口走ったせいでたぶん誰も思ってなかった(少なくとも私は全然思ってなかった)のに「あ、客席を下水道に見立ててたんだ…」という驚きをくれながらも、自分のファンならこれも受け入れてくれるでしょうと謎の信頼を置いているところも。

 

13年ボイメンとして活動してるのにずっとタイムキーピングできなくて、ソロイベで毎回「時間ない!」って言ってるところも。

 

いつも動画撮って紹介してくれるのに、いまいち完璧な動画が撮れないところも。

 

自分のファンは、自分がこうしたら喜ぶだろうなぁみたいなことを考えて「よかったね~」ってファンの気持ちになってる(つもりな)ところも。

 

いつだってソロイベで伝えたいことがいっぱいあって、一生懸命言葉を探しながら「~だから、~で、~して、」って、永遠に文章に「。」が出てこないところも。

 

そして結局「歌で伝えます」って言って、感謝もファンへの気持ちも恥ずかしいくらいどストレートな歌詞の歌を選んでくれるところも。

 

目を見てしっかりとハイタッチしてくれるところも。

 

ぜーんぶぜんぶぜんぶ、私が好きだと思って目が離せなくて夢中だった辻本さんがそこにいました。

 

辻本さんがこの世界に入った頃から思えば、私が辻本さんを知ったのなんて本当に最近のことなんですが、それでも「誰かに元気を与えたい」「誰かを笑顔にしたい」というこの世界に入ったばかりの頃に抱いていたのだろうその気持ちがこうして2023年、32歳になった辻本さんからもしっかり感じられるんです。

 

スポットライトを浴びる人間として、その根っこの部分はきっとずっと何も変わってないんだなぁとひしひしと感じました。

 

客降りハイタッチは、本当に現実か? と自分を疑いましたが現実でしたね。

コロナが広がって3年ほど。客降りは無くなり声出しも無くなり、それと似たような時期にボイワも無くなりました。

 

ハイタッチ、復活してくれたんだなあ。

 

1列目から振り返ったときの、ハイタッチを終えたファンの方の何かを噛みしめるような表情だったり、これからハイタッチをする方の辻本さんを見るきらきらとした目がなんだかとても印象的でした。

 

私も、出会ってから今までの5年を思い出して少し視界が滲みました。

 

私は勝手に心が離れたり優先順位をつけたりして、それはファンも一人の人間だから何も咎められるものではないけれど、でも辻本さんはこうやって自分の中で大事だと決めた何か(それは自分の志だったりファンだったりハイタッチだったり)をずーっとずっと変わらずに大事にしててくれて、そうだったそういう辻本さんを知る度にどんどん好きになっていったんだよなあと、原点に立ち返った気持ちになりました。

 

だからそう、今回のバーイベで、まして最前で、そんな辻本さんを見ていたら卒業はまだ無理です笑

 

ただ、今私にも熱を入れたいジャンルはあって、それを蔑ろにしてまで追いかけることは難しそうです。

でも、辻本さんを好きだという気持ちがちゃんとあればいいのかなと。

0か100かで物事を判断せずに、もう少し気楽に。

100じゃなくて50しか好きじゃないから離れてしまうなんて、あまりにもったいないと気づきました。

 

まぁ、50の愛で辻本さんが自分のファンに贈るあのでっけぇ愛を自分事として受け止めていいのかという問題はありますが…ひとまず今回は、オタ卒回避というお話で。

 

そもそも私、ちゃんと現体制の6人のライブって見てないんです。もったいないですよね。

きっとボイメンを応援する中で、楽しいことにまだまだ出会えるはず。と、今はとても前向きな気持ちです。

 

とにかくハイタッチが最高だったという話を書こうと思ったらなんかとりとめもなくなりましたし、深夜テンションだから明日の朝にはこの記事消したくなる可能性が高いですが、勢いが大事ですからね。自分の気持ちを忘れないように書いて残しておきます。

 

辻本さん改めましてお誕生日おめでとうございました!

そして辻本さんを推せる人生で良かったです。

最高のバーイベありがとうございました。

 

追記

特典会で「逆に楽しませて頂いて…」って言ったら「ありがたい限りやな?」ってなんとも言えないあの「俺」から「ファン」への揺るがない自信がにじみ出たあの顔好きすぎるのと言葉のチョイスが面白くてにやけるのでTwitterにも書いたけど残しておきます。ありがたい限りです本当に。