最近の話から32th推しバーイベの話
おこんばんは、気が向いたときに気が向いた事柄についてしか更新しませんアズサです。
今日の記事は、推しである辻本達規さんの32歳のバースデーイベントに参加したその夜に書いています。勢いです。ちなみに日付は変わりました。夜ですので深夜テンションで書きます。
辻本さんのこと、改めて好きだな~~~となったので。
そんな話の前に、まずは最近の私のあれやこれやについて。
いつ頃からかな、たぶん年が明けたくらいから、ボイメン関連驚くほどに追えていませんでした。
というのも、年が明ける前から何を思ったのか(完全に勢いですが)とあるイベントに向けて某少年漫画の同人小説を書き始めて、人生で初めて本を作ってみたり。
↑めちゃめちゃ良い経験になりましたが分からないことだらけで本当にしぬ、と思いました。いっぱい寝る人間なのに、その睡眠時間を削って作業を進める…というのを2月中旬まで続け(まじでクリエイターと呼ばれる人たち、健康と命を大事にしてほしいと思いました)2月終わりのイベント当日までとにかくこの件で頭がいっぱいで、ろくにボ活動を追えず。
その後イベントが終わった3月に入ってから、ずっと頭の片隅にあった某バスケット漫画の劇場版を観に行き。これに関しては中学時代にアニメが好きで高校生で原作を読み…という感じで元々好き作品ではあったので、実は情報解禁からずっと気にかけていたんですが、もろもろ観に行く踏ん切りがつかず…。
自分の中で納得がいったこのタイミングで観に行き、(本筋とズレるのでざっくり省略しますが)感動して、原作を再び集めて読破し、結果として5月現在まで6回映画館に足を運んでいます。
お前の趣味について知らんがな、という感じかもしれませんが、何を書きたいかというと、自分の中の優先順位が変わってしまっていた。ということです。
そもそもボイメンという存在が私の中ではけっこう特殊で。
もともと二次元に生きていた私ですが、その二次元すら固定のジャンルを深く長く愛するということは残念ながらあまり無かったと思います。
いや好きな作品・愛してる作品というのはもちろんあるんですが、漫画作品などは連載が終わるとある程度供給は減ってしまうわけで。なおかつ私は同じ作品を愛する同士と交流することもなかったわけで。
そうなると、作品が好きでもピーク時の熱量を維持することが難しくて、好きな気持ちはあれど必然的に新しいコンテンツがこんにちはすればそちらに意識が向かうという感じで、年単位で「これが一番!」というジャンルには出会えてなかったんですね。
だからボイメンと出会って今年で…え? 5年め? こわ…。となるくらいずっと私の中で第一線だったボイメンってすごいんですよ。いや5年めかぁ。冷静に考えてすごいな。
そんなふうに一番だったはずのボイメン、超FINEのリリイベあたりからタイミングが合わないことが増えて現場に行く機会が減って(たぶんこのあたりからこの流れは始まってる)。年が明けてからは上記に書いたとおり、別のことに目を向けるようになって。
最初は「こんな時期もあるよね」と自分に言い聞かせながら距離を置く期間を何か月か過ごしていましたが、現場に行けてない寂しさに加えもともとアーカイブの系統を観るのが得意ではない人間なので、増えるばかりのYouTube配信等を観れないままの事実に、コンテンツそのものに置いていかれているように感じたりもして。
以前だったら現場の為に作っていたはずの余裕も、「日程的に余裕がない」と行かない理由を作ったり。夜公演を避けて昼公演を求めれば、もちろんそんな都合よくイベントに行けるわけもなく。
そして見事に東海ツアーは全部縁がなく。
だんだん、少しずつ、ボイメンというコンテンツが私の中で小さくなっていったんだと思います。
100ある内90くらいだったのが、徐々に80に、70に…みたいな。
冷静になった、落ち着いた、といえばそうなのかもしれません。
ですが私は上記の近況からも分かるように、わりと「好きなものに一直線」タイプで「0か100か」みたいな部分もある人間なので、もう追えないかも…と4月にあった東海ツアー岐阜公演に行けなかった時は覚悟しました。
その後一度つじほんライブに行きましたが、ちゃんと楽しめるかなという不安の方が大きかったです。実際現場に行けば楽しかったので、正直このタイミングでこのイベントに行けたことは私のボイファミとしての首の皮が一枚繋がった出来事だと思います。
でもけっこうギリギリでした。ボイファミとして綱渡り状態。
コンテンツ追えない、情報を把握しきれていない……あんなに好きだったのに今もう好きじゃないのかなぁと思って、いろいろぐるぐるしてました。
そのタイミングでの辻本さんバーイベ情報。すでに休暇希望は締め切っていたので、ダメならその時じゃいと思って、いざ出たシフトは奇跡的にお休み。
夜公演だけど、バーイベだし。落選したらその時じゃいと思って応募した結果、当選。
ボイメンと出会って5年。推しのバーイベに行くのは初めてでした。
でも私のテンションはやっぱり「やった!」とかではなくて、「行けるのか、そうか」というわりとあっさりとしたものでした。もちろん「初めてお祝いできるなぁ」という気持ちもあったんですが、今までのように当落にドキドキしたり、当選の文字で心踊らせるあの感覚は遠くにありました。
ひとつ、気持ちを上向きにさせたのは最前の席を用意してもらえたこと。
本当に本当に単純ですが、「おお」と思って。それなら新規の時みたいな気持ちで、辻本さんのあの美術的美しさを最前列で味わおうと思ったわけです。
着ていく服は今朝、眠たい頭を起こしながら考えて。
夜公演の何時間かだけだしなぁと悩みながらも、せっかくだからとネイルシールを施した爪を眺めながら、私はうっすら思っていました。
初めて推しのバーイベでお祝いして、最前で推しを見て。
そうしたら私は今日、オタクを卒業するかもしれんなぁと。
少し泣いたバーイベの話
うにゃうにゃだらだら書きましたが、ご安心ください。
ぜーーーーーんぶ杞憂でした。わはは。
う○この被り物して客席から登場し、うっかり「ごめん皆を下水道みたいな…同じう○こみたいな扱いして…」と口走ったせいでたぶん誰も思ってなかった(少なくとも私は全然思ってなかった)のに「あ、客席を下水道に見立ててたんだ…」という驚きをくれながらも、自分のファンならこれも受け入れてくれるでしょうと謎の信頼を置いているところも。
13年ボイメンとして活動してるのにずっとタイムキーピングできなくて、ソロイベで毎回「時間ない!」って言ってるところも。
いつも動画撮って紹介してくれるのに、いまいち完璧な動画が撮れないところも。
自分のファンは、自分がこうしたら喜ぶだろうなぁみたいなことを考えて「よかったね~」ってファンの気持ちになってる(つもりな)ところも。
いつだってソロイベで伝えたいことがいっぱいあって、一生懸命言葉を探しながら「~だから、~で、~して、」って、永遠に文章に「。」が出てこないところも。
そして結局「歌で伝えます」って言って、感謝もファンへの気持ちも恥ずかしいくらいどストレートな歌詞の歌を選んでくれるところも。
目を見てしっかりとハイタッチしてくれるところも。
ぜーんぶぜんぶぜんぶ、私が好きだと思って目が離せなくて夢中だった辻本さんがそこにいました。
辻本さんがこの世界に入った頃から思えば、私が辻本さんを知ったのなんて本当に最近のことなんですが、それでも「誰かに元気を与えたい」「誰かを笑顔にしたい」というこの世界に入ったばかりの頃に抱いていたのだろうその気持ちがこうして2023年、32歳になった辻本さんからもしっかり感じられるんです。
スポットライトを浴びる人間として、その根っこの部分はきっとずっと何も変わってないんだなぁとひしひしと感じました。
客降りハイタッチは、本当に現実か? と自分を疑いましたが現実でしたね。
コロナが広がって3年ほど。客降りは無くなり声出しも無くなり、それと似たような時期にボイワも無くなりました。
ハイタッチ、復活してくれたんだなあ。
1列目から振り返ったときの、ハイタッチを終えたファンの方の何かを噛みしめるような表情だったり、これからハイタッチをする方の辻本さんを見るきらきらとした目がなんだかとても印象的でした。
私も、出会ってから今までの5年を思い出して少し視界が滲みました。
私は勝手に心が離れたり優先順位をつけたりして、それはファンも一人の人間だから何も咎められるものではないけれど、でも辻本さんはこうやって自分の中で大事だと決めた何か(それは自分の志だったりファンだったりハイタッチだったり)をずーっとずっと変わらずに大事にしててくれて、そうだったそういう辻本さんを知る度にどんどん好きになっていったんだよなあと、原点に立ち返った気持ちになりました。
だからそう、今回のバーイベで、まして最前で、そんな辻本さんを見ていたら卒業はまだ無理です笑
ただ、今私にも熱を入れたいジャンルはあって、それを蔑ろにしてまで追いかけることは難しそうです。
でも、辻本さんを好きだという気持ちがちゃんとあればいいのかなと。
0か100かで物事を判断せずに、もう少し気楽に。
100じゃなくて50しか好きじゃないから離れてしまうなんて、あまりにもったいないと気づきました。
まぁ、50の愛で辻本さんが自分のファンに贈るあのでっけぇ愛を自分事として受け止めていいのかという問題はありますが…ひとまず今回は、オタ卒回避というお話で。
そもそも私、ちゃんと現体制の6人のライブって見てないんです。もったいないですよね。
きっとボイメンを応援する中で、楽しいことにまだまだ出会えるはず。と、今はとても前向きな気持ちです。
とにかくハイタッチが最高だったという話を書こうと思ったらなんかとりとめもなくなりましたし、深夜テンションだから明日の朝にはこの記事消したくなる可能性が高いですが、勢いが大事ですからね。自分の気持ちを忘れないように書いて残しておきます。
辻本さん改めましてお誕生日おめでとうございました!
そして辻本さんを推せる人生で良かったです。
最高のバーイベありがとうございました。
追記
特典会で「逆に楽しませて頂いて…」って言ったら「ありがたい限りやな?」ってなんとも言えないあの「俺」から「ファン」への揺るがない自信がにじみ出たあの顔好きすぎるのと言葉のチョイスが面白くてにやけるのでTwitterにも書いたけど残しておきます。ありがたい限りです本当に。
音楽なんもわからんけど、Dannie Mayさんの五行が良かった話を勝手に語らせてくれ
こんばんは!
ものすごく久しぶりにブログ書こうかな、と思い立ちました。
その理由は、Dannie Mayさんが配信されたEP、「五行」がとても良き良きの良きだったからです。
Dannie Mayさんのことを知ったのは、ラジオで流れた「針よ墜とせぬ、暮夜の息」をたまたま聴いた際に、なんておしゃれな曲なんだ! と心を掴まれたのがきっかけです。
1度聴いただけのその曲を、なんとか歌詞を思い出して検索して、YouTubeで出会えた時の感動たるや。
耳にすっと流れ込むギターの入りから、「東京一過の…」と始まる歌い出しがとてもセクシーで、ぽつぽつと一言ずつ紡がれるように歌われるのが、しっとりとした夜に心地良く、サビに入れば目が覚めるようなコーラスの美しさに息をのみ、緩急にドキドキしてさらにMVにドキドキして…と、すべてにおいて非常に大好きな一曲なのですが、一息に語りすぎました。
とにかくこの曲に心を掴まれた私はそれ以降Dannie Mayさんをちょこちょこチェックするようになりました。
そんな中で聴いてみた今回の「五行」、1曲1曲思うところがあったのですが、それをTwitterでダラダラ書くのもなぁと悩んでいたところでこのブログの存在を思い出したわけです。
書かなくてもいいのでは? とも思ったけど、せっかくだから残しておきたい。
ちなみに冒頭で「良き良きの良き」なんていう若者っぽい言葉を使ってはみましたが、私は「配信EP」と言われたときに「EP」とはなんぞや? となるくらい音楽にも流行にも疎い人間なので、難しいことは一切わからないですし、他のバンドさんや昨今の音楽業界の傾向などもさっぱりわからないので、本当にただただこの「五行」の感想だけを、とにかく好き勝手書いていこうと思います。よろしくお願いします。
今回の五行、「自然哲学にある五行思想になぞらえて制作された」とのことだったので、せっかくですから五行思想について軽く調べてみました。
Wikipediaさんによると、五行思想とは「万物は火・水・木・金・土の五種類の元素からなるという説」とのことで。
そしてDannie Mayさんの今回のEPのコンセプトは、この5つのそれぞれの要素が持つ「5つの色」。各曲のタイトルを見たら、だいたい答え合わせができるのでありがたいです。
そしておそらく各要素の持つ性質も考慮されているんじゃないかなと思うのですが…違うかな…。
難しい説明はできないので、上記リンクのWikipediaさんに記載されている性質も参考にしながらとにかく感想を書いていこうと思います。
玄ノ歌
(水/黒色/泉から湧き出て流れる水が元となり、命の水と考える)
これを書いている途中でMVが投稿されておったまげました。
Dannie May「玄ノ歌」(Music Video) - YouTube
せっかくなのでこのMVにも少し触れさせて頂きます。
「玄(=黒)」というだけあって、全体的に色は暗め、歌のとがったイメージも相まって非常にクールでかっこいい印象です。
そしてぐるぐると渦を巻くような映像や、上から流れてくる「水」。水中にいるような雰囲気で、五行の「水」の性質がしっかり出ていてコンセプトへの強い思いがあるのではないかなぁと思ったり。
お三方が実写で(?)出演されているMVはメロディが浮かばなくても以来とのことですが、メロディが浮かばなくてもの三人そろって和気あいあい!な雰囲気とは出演の仕方がずいぶんと違っていますね。今回の、各々にスポットがあたる感じもすごく好きで、なんといってもとにかくカッコいいなーと思います。
お三方の魅せ方だけでなく、ここ何曲かアニメーションとのコラボの印象が多かったMVですが、今回は実写+アニメーション。
いろんな見せ方に挑戦していらっしゃるのを見ると、今後もっともっと面白い、素敵なMVや曲が出来上がるんだろうなぁと思って期待でワクワクです。
ところでお三方がソロで映っている後ろのカーテン?布?の色がもしかして「五行」のイメージに合わせている…のかな、違うかな。
曲終わり、水に沈んだと思ったら一気に赤に変わるのはこの次の曲が「朱ノ歌」だから…? なのかなどうかな。
いろいろ発見があったり考えたりできて、何度も見直したくなるMVです。
さてさて、そろそろ当初の予定である「曲」について触れさせてください。
こんなタイミングで最高MVが投稿されると思ってなかったものでね…だいぶ助走をつけすぎましたね。
先ほどのMVについてyunoさんが「混沌の中生まれ、社会に抗ってゆく様」と表現されていましたが、当然ですが曲全体にもそれを感じるなぁと。
Dannie May、本日6/22リリースの配信EP『五行』から「玄ノ歌」MV公開
私は、Dannie Mayさんの曲に見える「理不尽への怒り」だったり「諦め」だったり、時々「劣等感」だったりにすごく共感します。
そしてそれを知った上で「生きてやる」と足を踏ん張る彼らの曲にすごくパワーと勇気をもらいます。
この曲は非常に、私にパワーをくれるDannie Mayさんが詰まっている気がします。
「1等賞選ばれてみたかった」という歌詞、「適切でいたい」あたりから感じていた、DannieMayさんが叫ぶ切実なこの世界への理不尽に対する怒りや願いを彷彿とさせて、なんだかとても印象に残りました。
私が「水」というイメージを念頭に置きすぎな部分もあるかと思いますが、出だし(Aメロというんでしょうか)あたりは不明瞭というか、鮮明ではない「水の中」のような歌声に聴こえます。混沌から逃げ出したくて水の中に飛び込んだ結果なのかなとか、いろいろ考えたのですが…。
「うらめしや うらめしや」
「くわばらや くわばらや」
このフレーズから始まるタリラさんパートで歌詞がはっきり明瞭になります。
1番(うらめしや…)は、はぐれんぼだった自分が周りへ持っている嫉妬からの怒りがそうなのか、それとも己の内側で語っているから明瞭に聞こえるのかなぁとか。
2番(くわばらや…)は、まるで水の中で沈みながら目を瞑っていたのが、「隠れてちゃ意味ねぇぞ」と気づいてパッと目が開いたようなイメージを持ちました。
何よりサビがかっこいい。ラッキーボーイ、で一気に盛り上がるの絶対ライブでかっこいいだろうなぁ。
「許された者」という選ばれし者がラッキーボーイなのではなく、もしかしてこの世に生まれ落ちたことこそが「ラッキー」で、生を受けた誰もが「ラッキーボーイ」なのかもしれませんね。
大きな流れは変えられなくても、それを乗りこなして生きていく覚悟を決める終わりは、前述したとおり本当に励まされます。かっこええ…。
※オタク気質は深読みが好きなので…あくまですべて個人的意見です。
朱ノ歌
(火/赤/光り輝く炎が元)
さて、ようやく2曲目です。どんどんいきます。
私はDannie Mayさんの曲で「ユウヤケ」という曲がとてもとてもとても好きです。
Dannie May 「ユウヤケ」 (Music Video) - YouTube
曲調、壮大に伸びて広がる歌声、美しい歌詞が本当に好きです。
ということはこの曲も絶対好きなんです。大好きです。
ボーカルの声がよく響く静かで優しいメロディからもう好きです。
そして「湯気がたつほどいらついた今日も」という、怒った話してるのに穏やかな始まり。
でも内心はすごくいろんな気持ちがぐるぐるしてて、下唇を噛んで耐えているかのような描写が目に浮かぶ歌い出しです。
でも下唇を噛んでいたその人も、ただ肩を落とすだけでは意味がないことに気づいているから、顔を上げて前に一歩踏み出しているんじゃないかなと。
この歌全部好きなんですけど、特に好きな歌詞が↓
世間を変えるのは僕じゃねぇ
世界を変える、とか、もっといえば世界平和とか。子どもの頃はスケールの大きさが分からないからとにかく1番でっけぇこと言うんですよね(もちろん大事なことだけど)。
でも大人になって気づくのは、私たちの感じる生きづらさとか苦しさとか怒りとかの原因っていうのは、世界に目を向けるより前にもっと狭いコミュニティにある。でもその狭いコミュニティの「世間」すら、私たち1人の人間には変えられない。
その事実に気づいてしまったからこそ、絶望もするし明日も見えなかったりする。
でも「どうせ答えはないんだから」と歌われるように、正解は無いわけで。
正解と思っているものすら、世間が作り上げたただの枠なわけで。
王様なんかなれん、という言い回しも素敵ですよね。ちょっと方言交じりなところが、すごく身近な存在に思えます。
こういう気づきを得たうえで、「僕らの」国を造ろうという歌詞に繋がることで、誰一人置いていかないよ、という優しさや希望を感じられてとても好きです。
うーん、Dannie Mayさんの曲って優しいんだよなぁ、好きだなぁと、IQ2かなっていう語彙力しかなくなるほど本当に好きです。
この曲の「朱」はどこにかかるかな…とそこをきちんと理解できていないのですが、マサさんがこの曲を「活動を始めた頃に書いた」と仰っているので、もしかしたらもっと内に秘めた情熱とかそういう部分もあるのかな…どこかで言及されていたらどなたか教えてくださると嬉しいです。
木ノ歌
(木/青/樹木の成長・発育する様子を表す)
出だしから木漏れ日や緑(自然)を感じさせるイントロだ…と思いました。
歌声もピアノのメロディも、緑に囲まれた森で優しくこだましているようです。
あまりにも幻想的なので、これまでとは一転、現実世界から少し離れたような気持ちになりますが、しっかりと「曖昧な人類は…」と現実に生きる人々に目を向けていることにハッとさせられます。
そもそも私たち、人類ではあるけど、地球の成り立ちしかりすべて奇跡みたいなもので、非常に曖昧な存在だよなぁと歌詞を見ながら思いました。
「人類」という枠組みも私たちが勝手に定義したもので、壮大な自然を前にしたら本当にちっぽけな存在だなと。その存在がたまたま持っていた感情に左右され、振り回し、人を傷つけたり傷つけなかったり。
不思議な世界に生きているなぁと考えさせられました。
そしてそんな日々に生きている中でも、些細なことに幸せを感じて、でも幸せを定義することも難しくて。
私たちの存在も、感情も、毎日も、非常に曖昧なものだけど、たとえば陽ざしの暖かさとか、草花の匂いとか。そういったたしかに感じられる何かがこの世には満ちていて、美しいものがこの世にはたくさんあって。
とっっっても難しいんですが、「曖昧」と繰り返される中で自分の存在のちっぽけさや不確かさを感じて、それでも最後に「この世は輝いている」と歌ってくれたことで、私はできればそういった美しいものに目を向けていきたいと思いました。
うーん、うまくいえない自分に歯がゆい気持ちです笑。
白ノ歌
(金/白/金属のように冷徹・堅固・確実な性質)
金属のイメージからか、少しカチャッというような硬い音が聴こえますね。
非常にかわいい曲でお気に入りです。とぅるとぅっとぅっとぅーる♪
歳を重ねるごとに「こうすべき」「こうあるべき」という考え方が生まれがちで、「頭固いなー」みたいなことが起きがちです。
でも今までの考えを変えて行動するって、本当に難しい。
それを変えるのはきっと一人では無理で、誰かを想う気持ちだったり、そうやって自分以外の誰かに目を向けられるような、少しの心のゆとりが必要なのかもしれません。
身近に起きてるような出来事を書かれた歌詞、情景が目に浮かぶようでとても好きです。
黄ノ歌
(土/黄/植物の目が地中から発芽する様子が元)
植物の目が地中から発芽する様子、というのをWikipediaで見た時、MVのシーンとぴったり当てはまって感動しました。
この歌も私が背中を押されるタイプの曲です。
というより、「なんともならんがなんとか生きるしかねぇわ!」という気持ちにしてくれます。
アップテンポで歌い方もわりと勇ましさがあるんですが、歌詞はもがく私たちに寄り添ってくれていると思います。優しいんよ、だにーめいさん…。
この曲は3月に既にリリースがされているので、ざっくりと好きポイントを挙げていきたいと思います。
「地獄戦線のど真ん中 生きるしかないよな」
仰る通りで、地獄戦線ど真ん中なんです。
どこかの誰かは私より辛い思いをしているかもしれない、とかじゃなくてもう、ごめんなさいですが私の世界が今地獄なんですという。「ど真ん中」という表現を用いてくれたことが好きだなポイントです。
「手持ちのカードは意外とあるさ 上手に使いな」
最強背中押しフレーズだと思います。
私には何もない、なんて常に思ってたりするんですが、このフレーズを聴くととても冷静に自分を見つめることができます。
自分にも何かしらの、得意だったり好きだったりがあるんだと客観的に考えられて、それは自分の自信に繋がります。「上手に使いな」の言い聞かせるような歌い方も素敵ですよね。
たったワンフレーズ、と思われるかもしれませんが、このフレーズを聴くたびにハッとさせられます。
「石コロだらけの一本道で たまに泣きたくなるよな」
どうしてこんなに寄り添ってくれるんだろう、と思う歌詞です。
もういい大人なのに、人生全然うまくいかなくて、泣きてぇ…という夜は度々訪れます。
この後に続く「寝付けぬ夜空を超えられたんなら…」の流れももちろん好きで、泣いて泣いて泣いたら、また頑張ろうという勇気をくれます。
苦しんで苦しんで、それでも立ち上がれ、大丈夫だ、と言ってくれるような力強く優しい歌です。まさに地中から発芽する植物のようだなぁと思いました。
さてさて。長々と書き綴ってしまいましたが、本当にどれも素敵な曲ばかりで、本当に素敵な音楽に巡り合えたなぁと思います。
ところで私はDannie Mayさんの曲をちょこちょこ追いかけながらも、お三方についてはあまり詳しくなく…ブログを書くにあたってプロフィールを覗いてみましたら、マサさんが私と同じ年の生まれで、つまりお三方とも同世代でびっくりしました。
彼らの、理不尽に対する怒りや諦めや、それでも立ち上がる音楽が好きだと書きましたが、なるほど同い年となれば共感できる部分も多いわけです。
それから、彼らの曲には暴力的な言葉は出てこない印象です。理不尽にも、怒りにも、どろっとした感情を直接的ではない歌詞として言葉にできる表現力に感服します。
同世代だから…というと一気にチープになってしまいますが、こんなに勇気をくれる同年代がいる以上、私もがんばって生きるしかないなぁという気持ちですし、彼らの作る曲をこれからも楽しみにしたいなぁと思います。
長々とお読みいただきありがとうございました。
手紙を出すときのあのドキドキの話。
こんにちは!
さて、突然ですがこの記事に目を通してくださっている皆さんは、推しにお手紙を書いたことがありますか?
私は何度かあります。書くたびに手紙って良いよなぁと思います。
スマホがとっくに浸透したこの時代、Twitterでもブログでも、アプリでいつでも推しに気持ちを送る手段はあるのに、あえて手紙を選ぶなんてもしかしてコスパが悪いのかもしれません。まして推しへのお手紙は読んでもらえるかもわかりませんからね。
それでも私はお手紙が好きで、便箋を選ぶ時間だとか文字を書いている間はずっと相手のことを考えていられることに気づきました。
そんなに幸せな時間ってそうそうないなぁって思います。
先日久しぶりにポストに手紙を投函しました。誰が見てるわけでもないのに、なんとなくドキドキするあれはなんなんでしょう。私だけでしょうか。
でも決して嫌なドキドキじゃなくて。先に書いた「幸せな時間」も含めて、大事にしたい気持ちだな、何かしらで形に残しておきたい気持ちだなって思いました。
想ったことをポツポツと書き連ねてしまうとどうしてもポエムみたいになって恥ずかしいので、もうちょっと文章を足して物語みたいな感じにしました(これはこれで恥ずかしいのでは?)。
結果として出来上がったのは、日記ともいえないストーリーともいえない「なんだお前は」みたいな文章なのですが。
せっかく書き上げたので、続きに残しておきます。
皆さんは「手紙を出す主人公」になったとき、どんな気持ちで手紙を送るんでしょう。
同じようにドキドキ緊張するんだよね~!という方が居てくれたら、私が勝手に安心するので教えてください。
もちろん、「いやいや手紙くらいへっちゃらよ!」なんて方も、師匠とお呼びしたいくらいなので教えてください笑
元気がないので好きなアイドルの円盤を見たら神々しくて泣けた話
今回いつも以上に「何が言いたいん」な内容です。
最近なんとなく元気がない。
仕事でミスが続いて凹み、それとは関係ないところでもなんだかずっと元気がない。
変わらずボイメンのもろもろをチェックしてはいるものの、うっかりオタ垢でツイートしようもんならネガティブなことしか呟かなさそうなので、Twitterの浮上を控えています。
そんな私がおもむろに本棚から引っ張り出してきたのがこちら。
2017年6月30日に、アイドルを卒業そして芸能界から引退した、ももちこと嗣永桃子さんのラストライブの円盤です。
私がももちをアイドルとして知ったのは2012年にBerryz工房の曲「WANT!」が出た頃、youtubeでたまたまMVを見かけたことがきっかけです。
この曲とモーニング娘。の「One・Two・Three」から私はハロプロにハマるんですが、まぁそれは横道にそれるので置いておいて。
この「WANT!」のMVを見て、普段テレビで見ていた「許してにゃん」なももちとのギャップにやられ、いったいどんな人なんだ…と気になって動画を漁ったりいろいろ調べたりして、嗣永桃子という人物にハマっていきました。
私はハロヲタといえるほどではないと自覚しているのであまり深い話はしませんが、この円盤を見て、ももちが好きだなあと改めて感じたのでそんなことを書こうと思います。
この円盤、ももちの卒業ライブと同時にアイドル15周年記念ライブでもあります。
前半の1時間ほどで15周年記念を、後半に卒業ライブという形になっています。
前半はももちのソロです。
歌が上手くて、かわいくて、美しくて、何よりずっとにこにこしていて。
何回観ても見とれてしまいます。
ももちは決して身長が高くないのですが、そんな小柄な女の子が1人であの場にいる人たちを笑顔にしていると思うと、本当にすごいなって思います。
かわいいから、衣装がきらきらしてるから「アイドル」なのではなく、見ている人みんなを笑顔にする、そんな彼女こそがアイドルなんじゃないかなと改めて思いました。
けれどそんな彼女も後半、プレイングマネージャーとして所属し、同じ舞台に立ちながら成長を見守ってきたカントリーガールズのメンバーと歌う時には母のような優しい眼差しを向けるのも見どころのひとつだと思います(母のような…というより、彼女はずっとカントリーガールズの母だったわけですが)。
彼女がライブ直前にメンバーに伝えた「人を感動させたいのなら、自分が泣いてはだめです」という言葉。堪えられなかったメンバーがほとんどでしたが、アンコールの「アイドル卒業注意事項」で、同じように耐えきれず一筋の涙をこぼすももちが本当に美しいです。
とまぁ、ライブ映像自体すごく魅力的なものなんですが。
ここからは現場に行ったことのないにわかファンの戯言として聞いて頂きたく思います。
私はこのライブ映像を見る度に「アイドルのももちはもう居ないんだな」としんみりしてしまいます。
ですが、「いない」と認識するのは「いた」ことの再確認でもある気がします。
アイドルのももちが居なくて寂しいけれど、寂しいのはきっと、元気だとか勇気だとか優しさだとか温かさだとか、そういったものを彼女からたくさんもらったからじゃないかなって思います。
映像を見て、彼女が居ないと思って寂しくなると同時に、アイドルとしての彼女の輝きを再確認します。
彼女は私にとって、ステージに立っている時以外の、人柄でも惹かれた初めてのアイドルでした。
グループという枠を超えて、嗣永桃子という人間を知り、好きになれて良かったなと思います。
たとえ この世がかなしみに枯れても
あなたはどこかで咲(わら)っていて
(明日からはおもかげ//カントリー・ガールズ)
そうメンバーたちに歌われて送り出された彼女が、今どこかで元気に笑ってくれていたらいいなって心から思います。
10年走り続けるってすごいことだよな、という話
去る1月27日、BOYS AND MENの約3年ぶりとなるアルバム「BOYMEN the Universe」がリリースされました。おめでとうございます!
新曲が4曲も入っているのに加え、エモ曲からラップ曲、さらには情熱的なラブソングまで、バラエティに富んだ豪華なアルバムですね。
さて、今日はずーっとぼんやりと考えていたことをちょっとつらつらと、自分の中の整理も兼ねて書いていこうかなと思います。
ボイメンのこれからに想いを馳せてみる
今回のアルバムの表題曲であるどえりゃあJUMP!のプロデューサーであったつんく♂さん。
プロデュース発表からの流れがYoutubeに順番にアップされています。
つんく♂さんプロデュースを喜ぶボイメンが、本当にうれしそうで本当によかったね!と思っているのですが、その中でも私が今回取り上げたい動画がこちら。
つんく♂さんとリモートで対談しています。
(冷静に考えるとめちゃめちゃすごいことだなと思います)
吉原さんの「グループを長く続けるための秘訣は?」という問いに対してのつんく♂さんの答えなんですが(動画でいうと7分頃からの流れです)、
「地方の男性グループで10年やってるのって他にいないから」
「続けたら続けただけ 日本一の座をキープできる」
という言葉がずっとずっと私の中で心に残っています。
これ、意外とボイメンのメンバー本人たちや、周りの方の中でも目から鱗だったんじゃないかなと思うんです。
彼らはいつも「夢は諦めなければ必ず叶う」と口にしています。
事実、何もなかった・お客さんもいなかった時代から始まった彼らは、全国にファンを増やし、武道館に立ち、ナゴヤドームに立ち。全国番組に出て、様々な業界の方たちとかかわり。
間違いなくひとつひとつ夢をかなえ、階段を上っているのだと思います。
彼らはもう「持たざる者」ではない。
念願だったナゴヤドームに立った後、「次の目標をどうしようか」という思いがあったという話を目にしました。(雑誌のインタビューだったと思うのですが、記憶が定かでなく申し訳ありません)
メンバーひとりひとりが10年という年月の中で「自分」の立ち位置を確立し、活躍の場を広げ、やりたいことを見つけた今。
BOYS AND MENというグループとして何を目指しどこへ向かうべきなのか。
グループとしての次の「夢」はなんなのか。
そんな想いがあったのではないか…と、勝手ながら思っていました。
そんな折に出た先のつんく♂さんの言葉。
彼らが「BOYS AND MENとして活動すること」の意味を見つけた気がします。
大きな夢を叶えてきた彼ら。
でも、大きな夢を叶えようとがむしゃらに走った10年という年月こそが、彼らの勲章だということ。
そして彼らがBOYS AND MENである限り、必ず未来に繋がっていくこと。
それに気づいて、メンバーの気持ちも落ち着きどころを見つけたように思います。
(つんく♂さんの、続ければ続けただけ日本一の座をキープできる、という言葉、わかりやすくてボイメンの気持ちにも火をつけて最高だな…と感心しきりです)
彼らはまたきっとがむしゃらに走るのでしょう。
BOYS AND MENとして「こんなことがしたい」「こうありたい」と思うことに向かって走っていくのでしょう。
彼らが「BOYS AND MENであること」そのものが、「ボイメンを続けていくこと」こそが彼らが目指す夢の軸であり必要不可欠なことだと、私自身はっと気づきました。
彼らが10年の中で見つけた個々の力を武器に、いろいろな場所で戦いながら、それでも帰ってきてくれる場所がずっとBOYS AND MENであるといいなと。
そんなことを思ったよというお話でした。
おーわりっ。
どえりゃあJUMP! しようぜボイメン!
前回のアドベントカレンダー企画の記事を読んでくださった皆様ありがとうございました。
せっかく作ったブログなので、「どう考えてもTwitterの140字じゃ収まらねぇな?」っていう思いを綴るときに書いていくことにしました、宜しくお願いします。
さて、「どえりゃあJUMP!」のMVが解禁されましたね!
MVの感想は、Twitterのハッシュタグとかでファンの皆様がたっくさん語られていらっしゃるのでそちらを見ながら「わかる~~~!!!」と共感してにこににこしています。
じゃあこの記事で何書くのっていうことなんですけれど。
単純に私がどえりゃあJUMP!めちゃめちゃ好きっていう話です。
この曲については、すでにプロデューサーであるつんく♂さん直々にライナーノーツとして公開されているので、ファンの妄想であまり勝手なことを言うのもなぁと思ったんですが、MVが解禁されて「あ、この曲完成したのでは?」と思い。
これまで思っていたことも含め、書かずにはいられなかったので、勢いに任せて書くことにしました。
(この先はあくまで1ファンの個人的な感想です)
MVに見た「ボイメン」という王子様について
どえりゃあJUMP!という曲は、つんくさんのライナーノーツから分かりますが、ボイメンがナビゲーターとなって「ファンを幸せの世界へ連れて行く」もの。
MVを見ても、舞台は宇宙船の中。ワクワクの宇宙へ向かう旅路の途中、ナビゲーターの王子様たちが同乗した私たちファン(視聴者)を楽しませるかのように歌って踊ってくれます。
ノリノリのダンスミュージックも、楽しいの嵐に問答無用で巻き込んできます。
つんく♂さんの仰る「ボイメンはファンにとって、名古屋にとって絶対的な王子様」であることが表現されていると思います。
さて、壮大なMVに目を奪われながらここでふと1番の歌詞に耳を澄ましてみると。
「親戚がずっと泊まりにきていた後 寂しいよねって
そう語る君のこと めちゃかわいいって 思っちゃったんだよ」
いやに現実的な歌詞だなと気づきました。今まさに隣の家で起きていてもおかしくないような出来事が、宇宙へ出航せんとする舞台で歌われてるんです。
これ、王子様がとても身近な存在であることを表しているのかなぁと思いました。
MVの中でも、学ランで踊っていた彼らがなかなかの頻度で私服のお兄さんになるシーンがあります。
彼らは王子様だけど、実は身近にいるそんな存在。
そしてこの「身近」というのは、「名古屋という地元を大事にしてきた存在」ということが含まれているんじゃないかなと思います。
つんく♂さん、ライナーノーツでも「名古屋を拠点にしていること」、絶賛してくださってました。
何も持っていなかった彼らが、地元に根を張り大きく成長したこと。
たくさんのファンの方がボイメンに対して思っているであろう「親しみやすさ」が垣間見える歌詞とMVで、すっごく好きだなぁと思いました。
つんく♂さんからボイメンへ贈られた歌詞
総合プロデューサーなんだから、そりゃボイメンに向けて作ってるだろ、とは思うんですが。改めて歌詞を聴いてすごいなぁと思ったので。
ライナーノーツが公開された時点で、めちゃめちゃボイメンのことを考えてこの曲を作ってくれたであろうことが伝わってとても喜びました。
歌詞の中では「君だけ大好き」や「愛してるぜー!」など、ボイメンから聴いている人へ向かって歌われている部分もあるのですが、だいたいはつんく♂さんからボイメンに向けての歌詞だなと気づいて。
「誰かみたいに上手じゃなくてごめんね」
「若くもなくてごめんね」
10年間ガムシャラに頑張ってきたボイメンにだからこそ贈られた歌詞じゃないかと思います。
上手じゃないけど若くも無いけど、いばら道だろうが高い壁だろうが、彼らはこれからも進んでいくのでしょう。
時に悩み、時に上等じゃねぇかと雄々しく、すべて「らしさ」にしてしまって。
10年戦ってきた自信を胸に、さらにこれから先ファンに幸せを届けてくれるのでしょう。
むしろ「そうあってくれよ」とつんく♂さんが期待をしてくれているんじゃないかと、ファンはひっそり思っています。
どえりゃあJUMP!は、ボイメンを応援しているファンに寄り添い、10年走り続けてきたボイメンに寄り添い、そしてボイメンのこれからの未来に誰もが希望を抱く最高のワクワクソングなんだな!と思います。大好きだ~!
まとめ
どえりゃあJUMP!で、10年目にしてボイメンはかなりハードなダンスに挑戦しています。
立ち止まることを許さないつんく♂プロデューサー、恐ろしいな…と思っていたのですが、そもそもボイメンののびしろも末恐ろしいものがあります。
まだまだ成長しているんです。
彼らはいつだって夢を口にします。
すでに完成したグループではなく、これからまさに大きくなろうとするグループを応援しているのだと、時々はっとします。
夢を持って、ひとつひとつ前に進んでいく彼らに私は元気づけられます。
明日も明後日も、未来までずっと楽しませてほしい。
ずっと応援させてほしい。
心からそう思います。
さあ2021年、どえりゃあJUMP、しようぜボイメン!
ボイメンの話がしたいんだ
初めまして!
よこ様主催のアドベントカレンダーイベントに参加させて頂くことになりましたアズサと申します。
私はBOYS AND MENが好きな岐阜生まれ岐阜育ちの女です。
特に情熱レッドこと辻本達規さんを推しています。
ファン歴は2年半ほど、そして応援はマイペースにしておりますので、ここを読んでくださる方の大半がファンとして大先輩なのではと思います。
ですので今回の記事(長いです…)にどんな感想を持って頂けるかドキドキしていますが、愛だけは込めて書きましたので温かい目で見て頂けますと幸いです。
今回のテーマ「推しにハマった時のこと」について
今回勢いにまかせて参加表明をしたものの、「ハマった時のこと」をどうやって書けばいいんだろうと悩みました。
どうしてボイメンを好きになったんだろう。どうしてファンをやっているんだろう。
ボイメンを知ったときのことからいろいろと思い返してみました。
テーマに沿っているか不安ですが、振り返ってみたことをそのまま書いてみようと思います。
ボイメンを知ったきっかけから、ファンになるまで。最推し辻本さんのこと。
それから最後に、1ファンとしての個人的な想いを書かせて頂いてます。
こんな風にハマったファンがいるんだなぁとゆるく読んで頂ければ幸いです。
ボイメンを知ったきっかけ
私がボイメンを初めて知ったのは、2018年の3月下旬、辻本さんを某クイズ番組で見かけたことがきっかけでした。
その日、未来の最推しは
クイズの答えを大きな声で間違えていました。
ただ、その間違った解答が私の地元である岐阜に少しだけ縁ある間違え方だったので、「ん?」と思ってテレビに注目したことがすべての始まりでした。
テロップには「BOYS AND MEN 辻本達規」の文字。
私の人生がBOYS AND MENと交わった瞬間でした。
なんとなく聞いたことあるグループ名だな。
その時のBOYS AND MENについての認識はそれくらいでした。
それまで名古屋にも滅多に行ったことがなく、街で彼らに会ったこともなければ、名古屋(東海地方)を拠点に活動していることさえ当時は知りませんでした。
でも派手な学ランを着た大きな声の彼が気になって、名前で検索をかけると、家からそう遠くない高校の出身であることがわかりました。
産まれてからずっと岐阜に住んでいる私。
地元愛はそこそこ強い人間ですので、妙な親近感を覚えてしまい、そこから芋づる式にBOYS AND MENについて知ることになりました。
今でも時々思います。
あの時違う番組を見ていたら。
テレビを流し見して辻本さんに注目しなかったら。
検索をかけようと思わなかったら。
私はずっとボイメンを知らなかったかもしれません。
もし知っていたとしても、ファンじゃなかったかもしれません。
そう考えると本当に出会いというものは不思議だなぁと思います。
さて、この出会いから何があってボイメンのファンになったのか。ボイメンを知ったそれからについて、次から記していきます。
ボイメンのファンになるまで
そんなこんなで、BOYS AND MENというグループを知った私。
私が彼らを知るために最初に観たのは「帆を上げろ!」のMVでした。
なるほどこういう曲を歌うのかと思いました。
元気の塊!って感じが大好きです。
MVも楽しくて、学ランも学ランだけど学ランらしくなくてかっこかわいいですよね(?)
それからもうひとつ。
ボイメン振り幅おかしくない?こんなに面白いことやっちゃうの…?と一気に興味をそそられたMVでした。
余談ですが、ボイメンにハマる以前は5年ほどハロー!プロジェクトを完全在宅でゆるーく追いかけていました。
ハロー!とボイメン、どことなく似た香りがする気がします。
こういう大真面目にふざけるだとか、ちょっとコミカル寄りなのが好きなのかもしれません。
興味をもったグループが歌ってる曲が自分のツボ、というのは沼に落ちるのに大事な要因じゃないかなと思います。
加えて、ボイメンのメンバーを知る上で本当にYouTubeにお世話になりました。
いろんな動画が出てくる出てくる。
中京テレビのチャンネルの、手押し相撲の動画が大好きです。
おかげさまでメンバーの個性を知ることができましたし、賑やかで笑いの絶えないオープンなグループの雰囲気は、私みたいな新規でも参入がしやすく感じたのかもしれません。
それから、やはり欠かせないのが彼らのバックグラウンドではないでしょうか。
どういう経緯で、今のBOYS AND MENが出来上がったか。
これまでにどんな経験をしてきたのか。
自分の調べられる範囲ではありましたが、知れば知るほど彼らの雑草魂に惹かれ、応援したいと思いました。
「曲が好き」。「応援したい」。
この2つの気持ちを持った私は、彼らの存在を知ってから1か月後の5月上旬にとある行動を起こします。
人生初の「リリイベ参加」です。
元々外に出るのは得意じゃなくて、人の多そうな場所は避けたい人生を歩んできた私にとって、かなり思い切った決断でした。
たまたま仕事が休みの日に、たまたま家の近くの会場で彼らが無料ライブをする。
「せっかくだから行ってみようかな」と思えるだけの条件が揃っていました。
中でも「会場が家の近く」だったことはリリイベ参加の決め手でした。
これが県外だったら、仕事が休みでもきっと参加を見送っていたはずです。「ダメだと思ったら家に帰ろう」と思える距離だったことが私の背中を押した要因でした。
ただ、行ってみようかなと思ったはいいものの、リリイベなんてあまりにも未知の世界だったので、ネットや某知恵袋を駆使して入念な下調べをしました。
特典会のことも調べていたら、辻本さんについて「元気、のイメージで会いに行くとちょっと違う」的なことが書いてあって混乱しました。今なら意味が分かります笑
さて結論から申し上げますと、初めてのリリイベ、本当に本当に楽しかったです。
暑さに負けない元気いっぱいのパフォーマンスに目が釘付けになり、
MCの面白さに笑い、
ペンライトもなくて棒立ちだったのに気づけば体でリズムをとって、
ビギナーズラック的に辻本さん・土田さんにハイタッチまでして頂きました。
(思い返せばこの時、メンバー10人全員揃ったリリイベでした。豪華!)
今まで「画面の中の人」だった彼らが目の前で歌って踊っている。
そして握手会ではお話までしてくれる。すごく不思議な感覚でした。
先ほども少し書きましたが、ハロー!は飛び込む勇気がなくてずっと在宅だったし、ライブというものも10代のころに知り合いに連れて行ってもらって、2度ほどとあるロックバンドのライブに遠くから参加したきり。
そんな私にとって、こんなに楽しい時間をくれたグループを、地元で応援ができる・応援を届けることができるというのはこの上ない魅力でした。
生ってすごいです。本当に。
朝はご飯が喉を通らないくらいに緊張したし、5月にも関わらず日焼けしましたが、行ってよかった!って心から思いました。
そしてこのリリイベをきっかけに、漠然としていた「応援したい」という気持ちが、「応援しよう!」という強いものに変わりました。
我ながら単純だなと思います笑
でもきっとこのリリイベに参加していなかったら、彼らの魅力を肌で感じることはなかったでしょう。
いつまでも彼らは「画面の中の人」だったと思います。
小さな勇気で世界が変わる、というと大げさだと笑われてしまうかもしれませんが、今思えばそれくらいのことをしたのかもしれません。
この後の5月下旬の私の誕生日に、とあるアイドルグループを推している親友が、急にボイメンを好きだと言い始めた私に首をかしげながらも「きっと今一番喜ぶのはこれだろう」と、ボイメンの武道館DVDをプレゼントしてくれました。さすがアイドルファン、オタクが喜ぶツボをよく知っていますね、もらった瞬間に叫びました。
間違いなくこのDVDのおかげで、さらなるボイメン沼に落ちました。努力を重ねて、武道館という大きなステージで歌い踊る彼らが収められたライブ映像、めちゃめちゃ良かったです。
いろいろな偶然や、タイミング。そんな積み重ねを経て、私はいつの間にかボイメンというグループに深くハマっていたのだと思います。
最推しについて
今回この記事を書くにあたって、辻本さんについても、どうして彼が私の中で「最推し」になったのかを振り返ってみました。
ここまで書いておいてなんですが、ボイメンを知るきっかけとなった辻本さん、当初は「この人を推そう!」と思っていたわけではなかったんです。
ハロー!でも、基本的にグループという「箱」が好きで「しいて言えばこの子が好き」みたいなスタンスをとっていたので、「推し」という感覚があまりなかったんですね。
ただ、ボイメンを知ってからいろいろな動画を見る中で、声が大きく表情豊かでなんとなく追いかけてしまう。
それからやっぱり岐阜県出身ということで、ふんわりとボイメンの中でも一番注目していたのかもしれません。
前述の初参加したリリイベ、特典会はやっぱり辻本さんを選びましたし、ライブ時にステージを元気いっぱいに動き回りMCでもよく喋る辻本さんをずっと目で追っていました。
この時衝撃を受けたのが、「首(顎)から体のラインがめっちゃ綺麗!」なこと。文章にすると気持ち悪さがあり申し訳ないですが、本当に辻本さんのボディバランスというか造形美みたいな部分にびっくりしました(お顔も端正で好きです)。
ちなみに握手会なんですが、緊張のあまり辻本さんの出ていたクイズ番組の名前を間違えるという大失態を犯しました。本当に申し訳ありませんでした。恥ずかしすぎて「握手会 失敗」でぐぐったのは懐かしい思い出です。
それはそれとしてですが、握手のときの辻本さん、たしかにステージ上とは違ったテンションではあるけれど、目をしっかりと見てお話を聞いてくれてびっくり&感動しました。
このことが嬉しくて、私はこのリリイベ以降、特典会では常に辻本さんの列に並ぶことになるのですが、私は基本的に握手会で「元気もらってます! 応援してます!」とただただ愛を伝えたい人間なので、それを「うんうんありがとねー」って相槌打って聞いてくれる辻本さんのこと、聞き上手だなーと思っています。(個人的見解です)
握手会の会話のテンポが丁度良い、というのが辻本さんにハマった理由の1つと思います。
それから、ソロイベであるボイメンワールド。
間違いなく、私が「辻本さん好きだなー!」から、より深くハマったきっかけのイベントです。
何度か足を運びましたが、その時その時に、自分の想いをじっくり考えながら言葉にして届けてくれる辻本さんを見て、「この人を応援したいな」と思いました。ソロイベを通してより深く辻本さんという人柄について知ることができたと思いますし、テレビやほかの媒体からだと分からなかったであろう一面を知ることができました。
・ビジュアルが好き
・アツくて負けず嫌いなところが好き
・ファンになったから知ることができた人柄が好き
辻本さんの好きなところ、挙げるといっぱいあるんですけど、結局のところ彼が私の中の最推しの理由1位は「ボイメンを知るきっかけになった人」だから。
辻本さんを知れて、ボイメンを知れて本当によかったなぁと感謝しています。
最推しというよりは、殿堂入りです!笑
記事を書きながら、ボイワもそうだけれど早くいろんなイベントが再開して、誰もが気兼ねなく参加できる世の中に戻るといいなぁと思いました。
彼らの元気に巻き込まれて、彼らのアツさや楽しさに触れて、私と同じようにハマってくれる人が増えると嬉しいなぁと思います。
最後に
うまくまとまっているか、いささか不安ではありますが、ここまでお読み頂きありがとうございました。
ここから先はただのファンとして、つらつらとボイメンが好き、ということを書いていきたいと思います。
けっこうストレートに書いてるのでだいぶ恥ずかしいんですけど、私はSNSや現場でもファンの方との交流がほぼ無いので、今回はせっかくの機会ですし、今まで溜めに溜めてきた「ボイメンが好き」を吐き出させて頂こうと思います。
自分語りを多く含みますが、お時間あればお付き合い下さい。
リアルに生きる人を推す、ということは時に苦しいこともあるのではないかと思います。
いつも前向きとはいかず、立ち止まって考えてしまうこともあると思います。
私もたった2年半のファン歴ですが、いろんな感情を経験しました。
でもそれ以上に、ボイメンというグループに、推しに、与えてもらったものがたくさんあります。
先ほど「小さな勇気で」とかクサいことを書きましたが、わりと私の中では大げさでなかったりします。
ナゴヤドームに立った彼らを見て、年齢を理由に諦めかけていた夢をもう一度見つめ直したり。
外出嫌いのはずが、イベントの為に愛知のいろんな場所に赴いたり(遠征にも挑戦したいです)。
シアターイベントで、会ったばかりの外国のファンの方とお話して、一緒にライブで盛り上がったり。
服なんて「着れればええやろ」だったのに、推しの赤色が多く入った服を選んだり(目立つ色ゆえに背筋も伸びます)。
書き出すとキリがないくらい、「ボイメンがあったから」経験できたことや挑戦できたことがたくさんあります。
あ、それと。
ショッピングモールとかのリリイベだと、普通にお買い物されてるお客様から、ちょっと不思議な目を向けられることがあります。
私もボイメンにハマるまではそうでした。
「誰か来てるのかな? わかんないな」
もっと言えば、「オタクがいっぱいいる!」です。
そして目をそらす。
今の私の立場から、ペンライトを振るファン側を「こちら側」と表現すれば、ただお買い物をしている側は「あちら側」。
リリイベの時に時々思います。
目の前にボイメンがいても、ボイメンを知らずに「なんだ?」と思って視線だけ向けて、そのあと立ち去る「あちら側」の私がいたかもしれないこと。
ボイメンに出会ってない私のこと。
リリイベ、いろんな目を向けられるので時々こそばゆい気持ちになりますが、私は「こちら側」に居られてよかったなと思います。
愉快でアツくて一生懸命な彼らを知って、応援できる私で良かった。
上に記したように、彼らに出会ったから経験できたことがいっぱいあります。
私はボイメンが好きで、同時にとっても感謝している、そんなオタクです。
ボイメンというグループのこと、たくさんの人に知ってもらえるといいなと思います。
これからも愛されるグループであると良いなと思います。
彼らの目指すところへ行けるといいなと思います。
その為に私も、微力だけれど精一杯応援したいです。
「推しにハマったときのこと」というテーマのもと、自分の気持ちを振り返る機会を頂きました、今回の企画の発案者であるよこ様と、読みにくくこっ恥ずかしい文章をここまで読んでくださった皆様に感謝申し上げ、終わりとさせて頂きます。
(この記事を書いている時に、つんく♂さんプロデュース曲を含むアルバムの発表がありました。おめでたい! 新たなボイメン旋風が起きそうでとってもとっても楽しみです!!)